年内の引っ越しをめざして工事中の自宅ですが、10日から内部の床の塗装を始めています。先日の幅木や窓枠戸枠と同じく、私自身の手でキャピタルペイントの「オリオ2」という含浸タイプのオイル塗料を塗ります。
植物油ベースの主剤のオイルにウレタン系硬化剤と専用希釈剤を調合して、刷毛で塗って余分を ウェスで拭き取るのを2回(2日)繰り返します。写真は1回目が終了した個室の部屋です(私と妻と子どもに、まったく同一の作りの部屋が3室)。天井はクロスが張られていますが、壁はグラステープとパテの下地処理が済んだだけ。壁の左官材料のコテ塗りはこれも私自身で行うのですが、道具等の関係ですぐには取りかかれないため、先に床の塗装をやってしまおうということになりました。妻と子どもにもすこし手伝ってはもらっていますが、たぶん全部やり終えるのに1週間以上かかると思います。
床材は無垢のカラマツのフローリングですが、たまたま建材屋さんが在庫でかかえていたもので、サイズは幅75mm長さ910mmと狭くて短かい定尺というあまり見かけないタイプ。値段は安かったのですが加工精度はあまりよくありません。そのためオイルを塗布する前の木地調整にだいぶ手間がかかってしまいました。写真だと木目がややうるさい感じがしますが、実際にはもっとおだやかな雰囲気です。