デスクの甲板を2枚、矧合せしています。仕上がり寸法で600×1100mmと小ぶりのもので、材料はクリです。写真はパイプクランプで締結したものをパネルソーの前に立てかけているところですが、手前の板は無地柾目板の3枚合わせ、後ろの板は追柾と板目の板を3枚合わせています。
他の仕事と同時並行してすすめていることと、下拵えした材料の養生期間を延長したことなどにより、予定より時間がかかっています。
材料の幅が所定の寸法に足りない場合は何枚かの板を矧合せしますが、同寸法のものが多数あるときは建具用の組立機、今回のように数が少ない場合や薄板・方形ではない変形の板などの矧合せの場合は端ガネ等のクランプを使用します。それぞれ一長一短があるので、適宜使い分けるわけです。