先週のことですが、高瀬峡の遊歩道をのんびりと散策してきました。車道終点で駐車場のある山ノ神から、ヒノソにかかる第一吊橋をわたって蔭ノ滝、そしてバンバ沢の第二吊橋をわたってカラ沢の急斜面をくだって大滝までです。帰りはちょっと寄り道してバンバ沢とカラ沢の間の尾根を直上して、大滝の滝口を見下ろすところまで行きました。最後の写真で、中央の光っている水面が切れているところが落ち口です。
紅葉が始まっていて、まだ緑のところとやや色づいてきたところ、もう早々と盛りになっているところと、いろいろな色彩が混じり合ってモザイク模様をなし、全山紅葉の最盛期とはまた違った良さがあります。週末で快晴とあって多くのハイカーと出会いましたが、帰り道では私が首からコンパクトカメラを下げていたせいか二三の人から「紅葉はまだですかね?」と訪ねられました。三脚と大きな一眼カメラを持参しているようですが、どんな季節であれ天気であれそこに美しさを見いださなければ、ね。