月別アーカイブ: 6月 2011

6/17&28の胴腹ノ滝

6月17日と28日の胴腹ノ滝です。17日の滝の水量は、前回(6/10)掲載した5月27日・6月8日よりさらに減っていますが、下の写真の6月28日には一転してまた水量が増えています。これまで撮影した中では最大の水量だった5月11日をさらに上回っています。

7〜10日程度の間隔での撮影なので断定はできませんが、6月23日前後に庄内地方全域でかなりの大雨が降り、そのあとも大降りでこそありませんがほとんど間断なく雨が続いているためその影響を受けての湧水の増加ではないかと思います。胴腹ノ滝が見える寸前の鳥居の前の渓流は岸辺の草がなぎ倒されていて、あきらかに出水した跡がありました。しかし滝の下の流れにはそれを上回るような増水の跡は観察できませんでしたので、胴腹ノ滝の水量としては撮影時の28日あたりがピークかもしれません。

水温は写真の前日の6月16日朝の計測ですが、右・左ともに8.6℃(気温14.8℃)、28日朝は右が9.1℃、左が9.0℃(気温19.4℃)でした。28日は水量だけでなく水温もこれまでの最高値を示しています。

28日は滝とその下の渓流一帯に霧が立ちこめていました。とりわけ暑いときやひどく寒いとき、そのうえ風もあまりないといった条件が重なると、豊富な湧水の温度と空気の温度の差からこのように霧が発生することが多いです。なかなか幻想的ですね。

 

海浜植物

鳥海山の西端は日本海に没しています。つまり標高0mから2236.4mまで鳥海山だということです。もちろん0m以下の地中深いところまでさらに山体は広がっています。日本は山国で、25000分の1の地形図に記されている山名だけでも5万を超えます。日本はいたるところ山だらけなわけですが、しかしその山国でさえ標高2000mをこえるような大きな山が海からじかに聳え立っている例は、じつは他にはありません。子どもの頃から今日に至るまで日々鳥海山を眺めながら生活している人間にとって、大きな山のその裾が海に達している光景は、それで当たり前のようにしか感じていませんが(私も以前はそうでした)、じつは希有なことだったんですね。

鳥海山は「花の山」として登山者には非常に有名な山です。とはいえそれはほぼ100%高山植物のことを指しています。たしかに鳥海山には固有または稀産の高山植物がいくつかありますし、他の高山植物の種類も個体数もたいへん多く、山自体の景観とあいまってそれは文句なくすばらしいものです。おおぜいの人が全国から花を目当てに鳥海山をおとずれるのはしごく当然のことでしょう。

けれども鳥海山の花の魅力は高山域にとどまりません。波が打ち寄せるような海際の海岸植物から、低中山域、森林限界〜頂上にかけての高山植物までの多種多様な草木が連続的に生息しています。「海から山の花」、そのように視点を変える、あるいは拡張するだけで「鳥海山の花」は飛躍的に広がり、また独自性をおびることになります。他の山ではそれを観察し体験しようとしても不可能なことなので、貴重な観光資源としておおいにアッピールしてもいいと思います。

以下の写真は6月21日に海のすぐそばの砂地で撮ったものですが、厚い葉や短い草丈、毛が密に生えているので銀色の体色、といった海岸の植物の典型的な姿を見ることができます。


ハマボウフウ(セリ科ハマボウフウ属)


マンテマ(ナデシコ科マンテマ属)


コモチマンネングサ(ベンケイソウ科キリンソウ属)


シロヨモギ(キク科ヨモギ属)


ハマナス(バラ科バラ属)


カワラヨモギ(キク科ヨモギ属)

足袋

工房では足袋をはいて仕事をしています。作業場の母屋は4×6間=24坪の広さがありますが、そのうちの3分の2ほどは板張の床です。木取や下拵などの一次加工を終えたら、あとは靴を脱いで座業中心の作業となります。油圧のテーブルリフターを利用した立ち作業台も併用しますが、比率としては床に座り「馬」を使っての座業のほうが多いです。

座業中心なのは昔、木工を始める前に5年ばかり大工をしていたことも大きな理由です。大工の現場仕事ではむろん立ち作業用のテーブルなどはなく、床に馬を二三台並べその上に加工部材を置いての作業が基本です。材料を押さえるのはクランプなどではなくまずは自分の手足や胴体。膝で固定したり、材に座ったり。足も足袋なら仕上が済んだ材料にもじかに上がることができます。スニーカーなどの靴履きだと靴底の跡が付くのでそういうわけにはいきません。

作業用の足袋は厚手の木綿でできています。指付きの靴下を履いてからさらにこの足袋を履くのですが、重ねているとはいえ布地のみの足ごしらえですから、裸足にわりあい近い感じで仕事をすることができます。これに慣れると、ちょっとした加工でも必ずクランプを必要とする立ち作業は逆にわずらわしくてしかたがありません。

ただし短所もあります。厚手とはいってもしょせん布だけでできているので、作業内容にもよりますが短かければ3ヶ月くらいしか保ちません。いつもこすれるあたりが薄くなって穴があいてしまいます。また真冬はさすがに冷たいです。あまり冷たいので厚手の靴下の上に無理矢理足袋を履いたり、足用のホッカイロを使うこともあります。まあ、当地ではぎりぎりなんとかセーフというところで、今以上に寒ければ冬は足袋は無理ですね。

昔は木工に限らず室内での作業では職人は足袋をはくことが普通だったようですが(足袋のみ、または足袋+草履)、現在ではそうとうに珍しい、まぎれもなく少数派といっていいでしょう。知り合いの木工家でも足袋を日常的に用いている人は片手で数える程度。そのため足袋を扱っているお店が年々少なくなっていることも悩みのたねです。もっと需要があれば耐久性を高めるために化学繊維を用いたり、冬用に中綿入りの足袋にする。あるいは色柄のバリエーションを増やしてファッション性を加味するなど、さまざまな展開がありそうですが。

 

落花

6月17日にエゴノキの開花について取り上げましたが、これは落花のほう。樹木直下の地面を埋め尽くすように花が散っています。離弁花とちがって花の形は大きく崩れることなく、またなぜか上向きで着地しているものが多いことや、色がほぼ純白であることから、遠くからでもとても目立ちます。

落花の向こうは緑なす雑木林で、その対比があざやか。生々流転、有為転変といったところでしょうか。

電動チェーンソー

チェーンソーは機構上、常に刃そのものが潤滑油で濡れている必要があるため、材木等を切断する際にそのオイルが材料に付着してしまいます。したがって家具や木製小物などの製品を作るのにチェーンソーを直接用いることはないのですが、不要かつ大断面の残材を整理する時などにチェーンソーを使うことがたまにあります。

工房や自宅から離れた遠い野外で使うのであれば当然ガソリンエンジン式のチェーンソーが必要ですが、こうした機械はある程度頻繁に使い続けていないといざというときにうまく動かないことが多いです。燃料も潤滑油も入っているのにうんともすんともいわないことがある。ほったらかしにされた車と同じです。またガソリンエンジンの場合、運転音がかなりうるさい。排気ガスも出ます。木を切っていない間も長時間作業を中断するのでないかぎりエンジンをアイドリング状態にしていなければならないなど、なかなか扱いがやっかいです。最初にエンジンを始動するのがなんとかうまくいっても、一度止めると再起動にてこずることも珍しくありません。

その点、電気モーターで動くチェーンソーなら、100Vの電源コードをつなげさえすればいつでもすぐに簡単に使うことができます。潤滑油(チェーンオイル)は必須ですが、あとはとくにメンテナンスというほどの手間もありません。個人的には材木を切断しているとき以外はまったく無音であることがいちばん気にいっています。エンジン式のチェーンソーのように機械に追い立てられている感じがありません。唯一、欠点といえるかどうかは分かりませんが、電源がかならず近くになければならず、電気コードが足下に常に伸びていることです。気をつけないとコードを材料といっしょに切ってしまったり、コードに足を引っ掛けてしまうおそれがあります。

当工房でもエンジン式のチェーンソーはあるのですが、案の定めったに使わないために調子はよくありません。アマチュアユースの安い機械だということもあるかもしれませんが、これでは単に「ストレス製造機械」にしかならないので、数年前にマキタの電動チェーンソーMUC401を導入しました。非常に快適です。それまでのチェーンソーを使う際のおっくうさが無くなりました。もっともチェーンソー自体はエンジン式であれモーター式であれ、材料からの反動が多かれ少なかれあり、40cmの長いチェーン刃がむき出しになっているなど、基本的にかなり危ない機械であることには変わりがありません。

※ エンジン式の本格的なチェーンソーはマキタからも何機種か出ています。ひょっとするとチェーンソーの専業メーカーのOEMかもしれませんが、新しいモデルなどは見た目もなかなかいいしスペック的にも魅力があります。しかし値段も高く(7万前後)、仕事でも私用でもほとんど出番はなさそうですね。

一面のジシバリ

 

ごくありふれた野草でも、それが広大な地面一面に生えていればそれはたいへんすばらしい光景となります。これはキク科ニガナ属のジシバリ(地縛り・別名イワニガナ Ixeris  stolonifera)です。鳥海山麓の一度畑作で裸地となりその後休耕地となったとおぼしきところに、見渡すかぎりジシバリの黄色い花が陽光に輝いていました。面積としては小学校のグランドの半分近くあると思います。壮観です。

ジシバリは山野の日当りのいいところに生える多年草で、細長い茎が地面を這いところどころ根を下ろして広がっていくので、まるで地面を縛り付けていくようだということから名付けられたようです。それだけ繁殖力も旺盛だということですね。花茎は高さ8〜15cmくらいで短めですが、直径20〜25mmの黄色い頭花を1〜3個付けます。葉は花に比べ小さめなこともあって、いくぶんきらきらする感じの花がよけい目立ちます。

鳥海山古絵地図

山形県の遊佐町生涯学習センターで6月10〜19日に開催されていた「史跡鳥海山展」ですが、会期が終わり撤収する直前に主な絵地図の写真撮影をさせていただきました。もちろん事前に大物忌神社と町の文化財責任者の承諾を得ての話です。

撮影は例によってヘタレなコンパクトデジカメですが、撮影データをパソコンに取り込んで拡大チェックしてみたところ、なんとか小さな文字まで読み取ることができました。上の写真はそのごく一部ですが、旧蕨岡口の参詣道の一部で褄坂から河原宿あたりまで写っています。鶴間池はこれでは「弦巻池」と表記されています(おそらくその方が正解で、鶴間は当て字でしょう)。この絵地図の製作は慶応4年。ほんとうは頂上などを含むもっと広範囲かつ見栄えのする写真を披露できればいいのですが、「著作権」の関係もあるので、これくらいでご勘弁ください。

まだ詳細をつきあわせてはいないのですが、現在の地形図や登山地図などと照合すると、じつにさまざまな面白い事実が浮かんできます。湧泉・湧水の所在についても興味深いです。また一つの絵として眺めてもたいへん情趣があります。せっかくのこうした「お宝」は埋もれることなく、できれば世間一般に広く認知され活用されるべきでしょう。

デワノタツナミソウ

 

たぶんシソ科タツナミソウ属のデワノタツナミソウ(Scutellaria  muramatsui)だと思いますが、自信はありません。タツナミソウは仲間が多く、識別は簡単ではありませんが、デワノタツナミソウは花弁の下唇に斑紋がないか、あってもごく目立たないのが他のタツナミソウと区別するポイントのようです。

近畿地方以北の日本海側に多く、草丈10〜20cm、湿った林地に生える多年草ですが、たしかにこの写真も湧水主体の渓流の畔で撮ったものです。樹木の陰がすでに色濃く指していて半日陰のところに咲いていました。この箇所では30株ばかりまとまって咲いていて見事でしたが、他はせいぜい数株程度で、個体数はそれほど多いわけではないと感じます。

植物の専門家ではなくとも、草木の花が咲いていてそのうちの何割かの名前が分かるだけでも、山を歩く楽しみが倍加します。花を通して自然の仕組みや不思議もすこし理解できるように思います。もっともいくらか知識がそなわってくると、それまでは漠然と眺めていたものの区別や差異も目につくので、かえって混乱し悩むことも多いです。知るということはまさに「何を知らないか」をはっきりと認識すること。自然は知れば知るほど、知ったこと以上の無知の領域が増えます。終わりはありません。

私の場合ですが、当地(鳥海山およびその周辺)に生息するシダ以上の「高等植物」1700〜1800種のうち、およそ四分の一程度しか見分けることができていません。まだまだですね。

刈払機


工房の敷地は入口付近のごく一部をのぞいて舗装されていません。したがってとうぜんながら草がどんどん生えます。ほうっておくと草ぼうぼうのまるで廃工場のような外観になってしまうし、周囲がいつも湿りがちになってしまうので建物にも悪影響を及ぼします。蚊なども発生しやすくなります。それで5月末頃から8月中頃まで5、6回ほど草刈りをします。先日(6/14)はその2回目でした。

以前は大きな草刈り鎌で刈っていたのですが、今は自分もだんだん年をとってきて体力の限界を感じてきたため機械で刈っています。一般には「草刈機」と呼ばれることが多い機械ですが、草だけでなく竹や小灌木なども切ることができるので、正式には「刈払機」と呼ぶようです。私が使っている刈払機はマキタのMEM426という機種ですが、4ストロークの24.5mlの無鉛ガソリン(レギュラーガソリン)仕様のエンジンで駆動します。

世間一般では2ストローク(2サイクル)で混合ガソリンを使うエンジンのものが多いように思いますが、それに比べると燃料代はおよそ半分、排気ガスは90%減。低騒音ですし、燃料に潤滑油を混ぜないのでキャブレタが詰まりにくい、などの利点があります。4サイクルの刈払機は2サイクルの刈払機に比べると値段はすこし高目のようですが、実際使ってみればじゅうぶんそれだけの価値はあります。MEM426は定価で5万ちょうどくらいだったか。

刈払機を日頃使われている方はよくご承知のように、じつに便利ですが同時に非常に危険な機械でもあります。手順を守って慎重に作業をおこなえばいいのですが、機械のメンテナンスを怠ったり、いい加減な体勢や気持ちで刈り払いをしたりすると大怪我をするかもしれません。自分が怪我するだけならまだしも、他人を傷つけたら最悪です。

刃は刈払機専用の刃を用いるのですが、刈る対象の違い(草か灌木か竹か、軟質か硬質か)や刈り残しの程度や作業条件などによって、じつにたくさんのタイプの刃があります。私が使っているのは木工用のチップソーの刃に似たギザギザの刃(写真中)と、2本のナイロンコードの刃です。前者は回転刃が石等に当たった際に刃先端のチップが欠けにくいように特殊なろうづけをしてあることや、できるだけ軽くするためにベースがスチールではなくアルミ合金であったり、たくさん窓が開いていたりします。切れなくなったら電動丸ノコの刃と同様に研磨屋さんに研いでもらいます。再研磨しない(できない)安価な使い捨ての刃も売られていますが、私は使いません。

後者はドラム内部に径3mmほどの長いナイロンの無垢の紐が組み込まれているもので、遠心力によって必要な長さ(10cmくらい)が半自動的に繰り出されるようになっています。柔軟性のあるコードなのでフェンスや庭石や建物のごく近くまで草をほぼ完全に刈りとることができます。ただ切断するというよりはものすごい速度でばしっと力任せに草をなぎ倒すといったほうがいい具合なので、草の汁や粉砕された葉や茎があたりにけっこう飛び散ります。コードは単純な丸断面のものから、螺旋をえがいているもの、ギザギザのフックがあるものなどいろいろです。ただ丸いだけのものより、後者の異形コードのほうがもちろん性能はいいです。

刈払機は本体をベルトで肩から吊るすか、背中に背負うのですが、長時間かつ日常的に高頻度で使うのであれば背負式のほうが楽でいいでしょうね。私のは肩から専用の付属ベルトで吊るす式ですが。また刃以外にも、さまざまな形状のハンドルや、ノコ刃が地面に接触しにくくするための補助器具(中の写真の赤い部品)、回転軸に巻きついた草などをさらに切り落とす刃、丈の長い刈り取った草をまとめて脇に寄せるためのガイドなど、多種多様な付属品が市販されています。刃やそれらの付属品をそのつど交換するのは意外に面倒で、微妙なセッティングが必要な場合が少なくないので、農家など刈り払いのプロは刈払機を最低2台は持っているようです。

※ MEM426は現在廃番で、後継機種はMEM427、またはMEM427Xです。マキタには最新式では36Vのリチウムイオンバッテリーで駆動する刈払機もありますが、値段は電池+充電器+本体のセット定価108000円(税別)。しかしランニングコストは4サイクルガソリンに比べても約1/10で、もちろん低騒音、メンテナンスも楽。車と同じで近い将来は充電式刈払機が主役になるかな。

 

定盤保護カバー

当工房で長年使用している鉋盤(かんなばん)という大きな木工機械です。いまはなき酒田市の大井鉄工というメーカーのもの。手前の手押鉋盤の機能と向こうの自動鉋盤の機能が一体となった「兼用機」というタイプで、手押しは幅303mm、自動は幅465mmまで削ることができます。写真では機械の上に2枚の白い薄板が置かれていますが、これは鉋刃の前後の定盤(じょうばん)を保護するためのもので、厚さ4mmのポリスチレンの板です。雪囲とかに使われるもので安価でどこでも簡単に入手でき、中空のプラスチックで軽く吸水性もまったくないため、こういった用途には向いています。

鉋盤は木材を平らかつ一定の厚さに削るための機械ですが、その精度はだいたい10〜20ミクロン(0.01〜0.02mm)くらいです。刃やいくつもあるローラーやプレッシャーバーなどを微調整しますが、真っ平らに削るにはその基準となるべき定盤がまず真っ平らになっていなければなりません。歪んだり傷ついたり錆びたりしているような定盤ではとうてい基準になりません。しかし定盤はほとんどの場合鉄製なので、気をつけないとすぐに錆びてしまいます。暑いときに汗をかいた手で定盤をさわっただけでもすぐにうっすらと手の跡がつくほど。また定盤面にうっかりスパナとか工具を落とせば容易に傷がついてしまいます。

もちろんそういうダメージを与えないよう、常にベストの状態で機械を使用できるように注意を払いながら作業をしますし、わりあい煩雑に定盤面に錆び止めのスプレーをしますが、それでも業者やお客さんなど外部の人が出入りすることもあるし、吹雪のときは建物の隙間から雪が吹き込むことだってあります。油断はできません。

定盤はあらゆる機械の命といっていい重要なものなので、その日の仕事が終了するつどに、あるいは作業途中であっても長時間鉋盤を使わない場合は必ず上記の保護カバーをします。まあ作業場がもっとしっかりした建物で、空調がきいており、「関係者以外立ち入り禁止」が徹底できるのあれば、こうした措置は必要ないと思いますが。