6/17&28の胴腹ノ滝

6月17日と28日の胴腹ノ滝です。17日の滝の水量は、前回(6/10)掲載した5月27日・6月8日よりさらに減っていますが、下の写真の6月28日には一転してまた水量が増えています。これまで撮影した中では最大の水量だった5月11日をさらに上回っています。

7〜10日程度の間隔での撮影なので断定はできませんが、6月23日前後に庄内地方全域でかなりの大雨が降り、そのあとも大降りでこそありませんがほとんど間断なく雨が続いているためその影響を受けての湧水の増加ではないかと思います。胴腹ノ滝が見える寸前の鳥居の前の渓流は岸辺の草がなぎ倒されていて、あきらかに出水した跡がありました。しかし滝の下の流れにはそれを上回るような増水の跡は観察できませんでしたので、胴腹ノ滝の水量としては撮影時の28日あたりがピークかもしれません。

水温は写真の前日の6月16日朝の計測ですが、右・左ともに8.6℃(気温14.8℃)、28日朝は右が9.1℃、左が9.0℃(気温19.4℃)でした。28日は水量だけでなく水温もこれまでの最高値を示しています。

28日は滝とその下の渓流一帯に霧が立ちこめていました。とりわけ暑いときやひどく寒いとき、そのうえ風もあまりないといった条件が重なると、豊富な湧水の温度と空気の温度の差からこのように霧が発生することが多いです。なかなか幻想的ですね。

 

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