日別アーカイブ: 2017年3月20日

読書録 1703

 

比較的最近読んだ本、あるいは今読みかけの本です。もちろん全部ではありませんし、個々の批評を書くのはたいへんすぎるので、表紙の写真のみ。まあ個人的な備忘録ということで、ご容赦ください。

しかしもうここ10〜20年くらい、文学関係の本はほとんど読まなくなりましたね(句集や俳句評論はのぞく)。たとえば小説などはいくらおもしろくともしょせんは「ものがたり」でありフィクション。つまるところお釈迦様と孫悟空の関係みたいに、作家の架空・虚構の世界で読者は遊ばされているだけで、作家の世界をこえることはついにない。それがまったく無意味とはむろん言いませんが、私にはそれよりも「事実」に根ざした本のほうがずっと刺激的だし、はるかにおもしろいと感じています。まさに「事実は小説より奇なり」の連続です。