日別アーカイブ: 2017年3月13日

旧蕨岡道のちょい下見

 

鳥海山・飛島ジオパークのガイド仲間にも参加を呼びかけていますが、3月19日(日)に鳥海山の旧蕨岡道探訪を実施するべく、昨日の午後ほんのすこしだけですが下見をしてきました。いったん山中に入ってしまえば積雪が多いか少ないかの差はあっても、基本的には冬なのでそう大きな違いはありません。むしろ問題はアプローチで、麓のほうのどこまで車が入れるかを事前に確認しておく必要があります。

夏場に車を停めておけるふだんの場所まで入れるかどうかによって、その後の所用時間や必要な体力などが大幅に違ってくるからです。今回は実際行ってみたら、月ノ原の集落のいちばん上の住宅のところまでしか車は入れませんでした。そのためそこに車を置いて、輪樏を履いて嶽ノ腰林道を1.5kmほど歩いたのですが、汗ばむくらいに気温が上がったので腐った雪がずぶずぶでかなり苦労しました。こりゃ、ラッセル要員がいないと厳しい。

駒止の先、林道と牧場との分岐のところから旧蕨岡道(参詣道・登拝道)の山道に入り、すこし行くと弘法水という湧泉があるのですが、そこまでは見届けました。積雪は2mくらい。湧泉とそこからの流水の上の雪面はぽっかりと開いています。雪面にはカモシカやタヌキ、キツネ、ウサギなどのたくさんの足跡がついており、ヤマドリの姿も2度見ました。

雪こぎはたいへんでしたが、天気がよく、道々真っ白な鳥海山と青空と雲がたいへんきれいでした。19日も天気がよければいいのですが(暖かすぎて雪面がぐずぐずにならない程度に←ぜいたくな希望)。