日別アーカイブ: 2017年1月7日

チャッカマン TURBO

 

工房ではお湯をわかす必要もあって、今でも電気を使わない昔ながらの石油ストーブも使っていますが、それの点火に用いていたマッチが切れてしまったので、ホームセンターに買いに行きました。すると、点火棒型のライターの代名詞になっているチャッカマンの新しいモデルに「チャッカマン ターボ(TURBO)」なるものが出ていました。値段は旧来型の倍くらい(400円前後)しますが、試しにひとつ買って使ってみると、とても具合がいいです。

パッケージにCRとあるのは「チャイルド レジスタンス」の略で、子供の火遊びを防止するために点火のスイッチ(引き金)をわざと重くしています。たしかに私でも固いと感じるので、小さい子供の握力ではスイッチを引くことはできないと思います。

もうひとつはターボで、風がある場合でも火が消えにくいように先端の風防がしっかりしているのと、ジェット式にすこし噴射するような感じで炎が出ます。三つ目はその炎がオレンジ色になることです。これまでの青白い炎にくらべ、明るいところでも炎の確認がしやすいです。先端のところをよく見るとパイプの中に黒い粒がひとつ宙づりに張り渡してあるみたいになっていますが、これが「触媒」かなにかとして作用して青白い炎をオレンジ色に変えるのかもしれません。

ふつうのチャッカマンは以前はわりあいよく使っていたのですが、なかなか点火しなかったり、点いてもすぐ消えたりで具合がわるいことがたびたびあって、しばらく敬遠していました。一方、昔ながらのマッチは確実に火はつくものの、やはり消したあとの木軸の処分がやっかいです。というわけで、またチャッカマンのお世話になりそうです。