13年前に迷い猫だったのを保護して以来、わが家のアイドルだったトントが、先日8月19日午後8時に病気のため永眠しました。私の膝の上で静かに息をひきとりました。年齢はたぶん14歳ちょっとです。
体重はすこし前まで4.9キロあり大柄な猫だったのですが、最近は急激にやせ細りしまいには3キロを割ってしまいました。ただそれほど痛みなどはなかったらしいことと、家族がみなそろっているときに看取りができたことはさいわいだったと思います。あくる日早朝にザックに入れてかついでいって、家族みんなで鳥海山の某所に埋葬しました。
たいへんやさしい猫でかんだり爪を立てたりはまずしません。いたずらやそそうもあまりなく、たいそうよくできた猫です。またとても人見知りする猫で、家族以外の人が来訪するとすかさず物陰にかくれてしまい、その存在すら知られていないことが多かったです。一方で非常に甘えん坊の猫でもあり、私の膝の上で左向きに座る、または寝る時は私の右脇にくっつくというのが定位置でした。ごろごろと大きく喉を鳴らすのも得意です。爪を切るときも私のひざの上でじっとしています。
トント、ありがとうね。