日別アーカイブ: 2016年9月23日

鉛筆の使い切り

 

鉛筆を最後まで使い切るのはなかなかむずかしいことです。あまりに短い鉛筆はとても使いにくく紛失しやすいことや、鉛筆専用の補助ホルダーを付けた場合でもくわえ部分の長さは必要なので、ほんとうに最後まで使うことはできません。

ところが今年1月7日の当ブログ記事でご紹介したように、鉛筆自体に断面に凹凸をつけて完全に一本の鉛筆につないでしまう器具「TSUNAGO」を使用すれば、それが可能です。下の写真はいずれも短くなった鉛筆を接続したものですが、一番下のものは先端の水色の部分はもう2cmくらいになっています。凹凸を精度よく成形し水性の接着剤(いわゆる木工ボンド)も併用してつないでいるのでぐらつきなどはありません。水色の部分がなくなったら、橙色の部分に別の短くなった鉛筆を足すことになると思います。

ボールペンとかマーカーなどもそうですが、最後まで100%使い切ることができると、ささやかながら達成感と爽快感が得られますよね。

もっともTSUNAGOは価格が1500〜2000円くらいしますし(たぶん定価はなくオープンプライス)、鉛筆に凹凸の加工をするのにやや強い指の力と慣れが必要なので、握力が弱くあまり器用でない人だとコスト的にはわりにあわない可能性があります。というわけで万人にはおすすめできませんが、工作などが好きな人にはうってつけでしょう。

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