日別アーカイブ: 2013年2月18日

レバーハンドル

工事中の自宅の内部木製建具は私自身で全部製作する予定でいます。もちろん経費削減が第一の目的ですが、デザイン的な理由もあります。建具屋さんに発注していればすでにみな取り付けも終わっているでしょうが、私が作るのでほとんどこれからです。

全部で18枚ある建具ですが、14枚は引き戸で、2枚だけ片開きのドアです。開口高さはすべて2mでそろえています。そのドアのひとつは玄関とリビングを仕切るもので、強化ガラスのクリア一枚を全面に大きく用いるため、見栄えおよび耐久性の上でそれに適合するレバーハンドルとヒンジが必要です。それでさほど期待してはいなかったのですが試しに地元の金物屋さんで物色してみました。

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種類も少ない上にそのほとんどがデザイン的に野暮ったいもので即却下。ところが棚の片隅から「こんなものもありますけど」といって出てきたものが写真のレバーハンドルです。飾りがいっさいないごくシンプルなハンドル。亜鉛ダイカスト製でしょうか、色合いや表面の仕上げはステンレスのような感じに処理してあります。値札をみてびっくり。「500円」と手書きで記してあるので、最初は千円の単位が消えているのではないかと思いました。この手のレバーハンドルは安いものでも3000円くらいするし、5000〜10000円くらいは普通ですから。

ドアに止めるための丸座のビス穴が正面にふたつ開いています。他のレバーハンドルはたいてい目立たないように下の側面からネジ止めしたり、一度しっかりネジ止めしてからさらにキャップをねじ込んだりしますが、これはもろにネジの頭が見えるという逆にちょっと珍しいタイプです。木枠やはめこむガラスなどとのバランスによりますがこういうのもありですね。あまりに値段が安いのと、作りはしっかりしていて見栄えもけっして悪くはないので、すぐに購入しました(写真はまわりの色を反映してすこし黄色みをおびて見えますが、実物は無色のステンレス色です)。

あとで調べてみるとこのレバーハンドルは旧昭和ロックというメーカーの製品のようです。昔は鍵錠の最大手だったのですが、一度会社が傾いていまはユーシン・ショウワとしてユーシングループの傘下に入っています。なるほど、そういったごたごたがあってめちゃ安だったのかもしれません。

昨年暮れから1ヶ月間不通だったインターネットが1月末頃にいちど復旧したと思ったのも束の間、2月に入ってからまた使えなくなってしまいました。新しい住宅に引っ越しをした機会に、固定電話を2月1日で無くした(解約した)のですが、そのためにルーター等の設定が初期状態に戻ってしまったためらしいです(たぶん)。それが今日ようやくまた復帰しました。やれやれです。私はインターネットやパソコンなどの知識はほとんど皆無なので、もちろん設定などはぜんぶなじみの電気屋さんにやってもらいました。