石油ストーブの台

工房の作業場に大型の石油ストーブを導入したことは以前(1/1)書きましたが、作業の内容如何によってはストーブがじゃまになることがあります。サイズの大きな材料や家具だと当たってしまうとか、加工の際に出る木屑や木粉が下手すると燃えるおそれがあるといったことです。

そうした場合はとうぜんストーブを支障のないところに移動しなければなりませんが、なにしろ本体だけで19kg、それに燃料の灯油を満タン(19リットル)にすると36kgほどにもなります。重いだけでなく移動することは想定していないので、どこを持ったらいいのか、へたなところを持つと壊れるのではないかという心配もあります。それで移動用の台を自作しました。

工房内で用いるだけなので基本的には用が足りればいいだけですし、よけいな出費は避けたいのでありあわせの材料で作ることにしました。20mm厚、幅90mmのカラマツの板を 6枚合わせ、それを3枚の横板で締結。キャスターは径40mmストッパー付きのものを4個取り付けました。材料費はしめて2000円余ですが、手間はこの程度の簡単な作業でも2時間くらいはかかりましたので、メーカーのオプションの専用移動用キャスターよりも高くついたかもしれません。しかしすこぶる頑丈で、おそらくストーブの寿命以上に保つと思います。

 

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