自宅の庭でキャンプをしました。といっても単に登山用の4人用テントを張って、日中その中で子どもが遊んだり、おやつを食べたり、一晩子どもと私とでシュラフ(寝袋)で寝たりしただけですが。
テント自体は厳寒期の高山でも対応可能な本格的なものですが、生地は軽量化のために極薄なのでやはり寒いです。シュラフも冬山用のものではないので、夜中に寒さを感じて結局部屋から羽毛の掛け布団を持ってきてしまいました。子どものほうは朝までぐっすりでしたね。庭先での疑似キャンプとはいえ、気分はやはりそれなりに高揚するらしく、はじめは中で寝るのなんか嫌だといっていた子どもが、中で遊んでいるうちに自分から寝たいと言い出しました。
テントを用いての野山でのキャンプは、本式でやろうと思うと準備も手間も後片付けもかなりたいへんです。とりわけ子どもがまだ小さいうちは作業のほとんどを実質大人がしないといけないので、興味はあっても二の足を踏んでしまうというのが多くの方の正直なところでしょう。オートキャンプならまだしも、すべての荷物を担いで行かなければいけないキャンプとなるとなおさら。
もう少し暖かい季節であれば楽にできるでしょうから、テントをお持ちでそれを張るくらいの庭がある方には「庭先キャンプ」、ぜひおすすめします。