食器戸棚の背中

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3月25日に本体を搬入した自宅の食器戸棚ですが、地板と片側の側面を建物にがっちり固定しているので、半分造作家具みたいなものです。全体の大きさは幅3359mm、高さ2000mmもあるたいへん大きなもので、しかもほぼ100%無垢材だけで作っているので、このサイズでリビング側に姿を現すと存在感がありすぎます。そのため背板側は写真のように「タナクリーム」仕上げとしました。

建物全体の壁をほとんどすべてこの石灰ベースの左官材料で自分で塗っているので、それに合わせたわけです。ただ前回は天井部分はクロス貼りで、壁の下地処理のジョイントテープ貼りやパテ埋めなどは天井のそれといっしょに内装屋さんにやってもらったのですが、今回はそれも自分で行いました。う〜ん、はじめてなので勝手がわからず、ちょっと試行錯誤です。その後の刷毛でのシーラー塗布+コテでのタナクリーム施工は、12月から1月にかけて20日以上も連日やったので、こちらはまあ楽勝です。もちろん本職の左官屋さんみたいなわけにはいきませんけど。

背板側から眺めるとまるで建物の一部のようですが、これはれっきとした家具です。もっともキッチン側の計16枚の引戸はこれから組立・取付けです(いつになったら完成するんでしょうねぇ)。

 

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