虫嫌いの人はギョッとするかもしれません。大盛りのアブラゼミの抜け殻(空蝉=うつせみとも言います)です。子どもの夏休みの自由研究で、神社や招魂碑の境内で早朝に採取してきたとのこと。200個くらいありますかね。ケヤキの樹の幹などにたくさん付いていたそうです。
セミは地中で長い年月(3〜17年)を幼虫で過ごした後、地上に出てきますが、その際に最後の脱皮・羽化をして成虫になります。その残骸が写真の抜け殻・空蝉です。アブラゼミの場合は6年間地中で過ごし、地上では1ヶ月ほど生きるようです。一般的には1週間で死んでしまうと言われることが多く、この前みた映画のDVDのタイトルも『8日目の蝉』でした。しかし実際にはもうすこし長いのですね。