夏休みやらお盆休みやらで、親戚の子どもらといっしょに鶴岡市朝日地区(旧朝日村)の「月山あさひ博物村」に行ってきました。敷地一帯にはいくつかの施設建物があるのですが、まずは文化創造館にて開催中(8/5〜10/28)の「ステゴサウルスとフタバスズキリュウ発掘物語」を見学。下の写真はみなその展示の一部ですが、国内や世界の恐竜・古代爬虫類&魚類などの化石やレプリカ標本等がたくさんあって、かなり見応えがありました。子ども向けのイベントというのではない本格的なもので、とくに本物の大きなサイズの化石は圧巻です。
次は「月山カブトムシ園」ですが、こちらは背の高いビニールハウスのなかに放たれた日本のカブトムシが20〜30匹ほどいて、自由に触ったりできます。ただ当ブログの8/6記事「カブトムシ捕獲作戦」で、野外でのほんとうのカブトムシの姿を見たばかりなので、ちょっと拍子抜けしました。大勢の子どもらに触られてだいぶ弱っている個体もいましたし。率直に言ってこれは「子どもだまし」ですが、この程度でもとくに都市部の子どもたちにとっては貴重な体験となるかもしれません。
3番目は地下道を渡って国道の反対側にあるアマゾン自然館です。ここは常設展示ですがアマゾン研究家の山口吉彦氏の収集した動物の標本などの資料がたくさん展示されています。アマゾンに生息する哺乳類や魚類、爬虫類の剥製も多数あり、昆虫や節足動物の標本もずらずらと。蝶や蛾などはウソのように派手な色彩と形のものがいます。他に生きている蛇やカブトムシ類も見ることができました。アマゾンのものというわけではない、日本のアオダイショウとかシマヘビもとぐろを巻いていましたが間近かに見るとおもしろいです。
子どもといっしょだとすこし時間が経過するとすぐ「疲れた、飽きた、もう帰ろ」と言いがちなので、大人は一人でゆっくり見学にきたほうがいいと思いますね。