カラフル?

なんというか、じつにもって残念な光景です。呆れて言葉も出ません。

子どもが夏休みになって、学校から各自、家庭に持ち帰ったアサガオの鉢植ですが、鉢や支柱・支輪が青や黄の鮮やかな色のプラスチック製で、かつへんな湾曲をえがいています。赤紫色のアサガオがいくつか咲いていますが、せっかくの花がこれでは色彩的に台無しですね。鉢などはあくまで植物の背景であり引き立て役でなければ。黒子が表に出てどうする!

こうした鉢植えにかぎらず幼児・児童向けの用具というのはなぜだかカラーリングがめちゃくちゃです。いわゆるカラフルにすれば当の子どもが喜ぶとも思えないしそんなようすは見られないので、それはまったく大人の側の「子どもにはそれが似合う」という一方的思い込みと先入観にすぎないでしょう。学校教育だと図画工作などの授業もあるわけですが、色彩感覚を育てみがくということをたぶん一度もまともには考えていないことがよく分かります。

 

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