月山と鳥海山

山形県の庄内平野からは、南に月山(標高1984m)、北に鳥海山(2236m)というふたつの大きな山が見えます。どちらも火山ですが、景観はかなり異なりますし、それぞれに特異な生物相を抱いています。かつて、鳥海山は日の山=日山(ひやま)であり、月山は月の山=月山(つきやま)、すなわち庄内に暮らす人々にとって両峰は日月=昼と夜=陰陽=宇宙を象徴するものとして、崇められ恐れられた存在でした。

きのうは前夜に雨がすこし降ったこともあってか、空気がきれいに澄んで月山と鳥海山がともにじつにきれいに姿をあらわしました。上の写真が月山、下の写真が鳥海山で、旧平田町付近から撮影したものです。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA