鳥海山二態

仕事の打ち合わせで今日は朝早くから山形市へ行きました。終日よく晴れていたので、標高がある程度高い山はみな雪をかぶって上のほうが白くなっているのが分かりました。ふだんだと車を運転しながらではどれがどの山なのか見当がつきにくいのですが、今日は一目でそれと区別できるくらいによく見えました。鳥海山はもちろんのこと、丁岳、萱森、加無山、甑山、神室山、小又山、火打岳、杢蔵山、船形山、面白山、黒伏山、大東岳、神室岳、雁戸山、葉山、月山、湯ノ沢岳、母狩山、弁慶山、八森、といった山々です。

写真上は遊佐町から眺めた午前7時頃の鳥海山、下は真室川町の国道344号から眺めた午後3時頃の鳥海山です。数日前まではまだ上のほうだけが白かったのですが、今日はほとんど麓まで全面雪をかぶっています。真室川町からの写真は南東方からみた鳥海山ですから、いつもは南面〜西面だけ見ている私にとっては、ぜんぜん別の山のような感じがします。鳥海山は複合成層火山で、単体の山としては巨大といっていい山なので、眺める方向によって姿形がずいぶん変わり印象がそれぞれ異なるあたりも、大きな魅力のひとつといっていいと思います。

 

 

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