午後からちょっと用事があって鳥海山の南面標高600m付近にある鳥海高原家族旅行村(旧八幡町)に出かけたのですが、ほとんど雲のない晴天下、北東方向になぜかレンズ状の雲がひとつだけ浮いていました。写真はもう形が崩れはじめていますが、これより30分くらい前まではみごとに整った形のレンズ雲でした。
レンズ雲は俗称かと思ったら、じつはれっきとした学術用語で Lenticularis と記すとのこと。こういった形の雲は荒天の前兆である場合が多いといわれていますが、上空にかなりの強い風が吹いているときに現れることは確かなようです。またレンズ雲は「地震雲」でもあるという話がありますが、どうやらうわさの域を出ません。