ミャースケ

昨日の早朝、ミャースケが死んでしまいました。わが家の3匹の猫のうちいちばんの古株で、生後2ヶ月くらいでもらって17歳半くらいになるキジ猫です。キジ猫というのは鳥のキジの羽模様のように、全身が黄褐色と黒との縞状になっている猫のことです。

前の日までふつうにご飯も食べ、足下にまとわりついてはなき、膝にのったりしていて、とくに具合がわるいところもなかったのですが、朝家族が起きてみると居間の片隅に横になり息絶えていました。まだ身体はあたたかい状態でした。

猫も性格はさまざまで、ミャースケはたいへん気の強い猫です。歳をとり往時にくらべるとずいぶん身体も小さく細くなってしまったのですが、自分より身体の大きい他の2匹に対してよくうなっていました。猫パンチも得意です。その反面とても甘えん坊で、私が昼寝をすればお腹にのってくるし、机で読み書きをしていればすかさず膝に乗る、夜は私の右肩に両手をのせていっしょに布団で寝るなどしていました。

ずっと家の中で飼っていたので、交通事故にあったり伝染病にかかることもなく、健康に暮らしていたと思います。それが突然、ぽっくり逝ってしまいました。たぶん老衰死だと思います。今思えば以前にくらべるとまん丸くなって横になっている時間が多くなってきていたようにも思います。17歳半というと人間なら90歳くらいでしょうか。大往生かな。

写真は3年前のもの。最近のでちゃんと顔が写っている写真がありませんでした。この頃はまだそれほど細くなってませんね。

 

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