鳥海湖

昨日(7/6)、総合地球環境学研究所の教授、中野孝教さんと鳥海山に登ってきました。湧水や表流水などの調査と採取のためです。大平口から鳥海湖・蛇石流まで、朝8時から午後5時半までの山行でしたが、計7カ所・20kgほどの水を採取できました。

天気は薄曇りでしたが、鳥海湖から頂上方面まで、また稲倉岳や海岸線と飛島まできれいに眺められました。鳥海湖も半分くらい岸辺は雪渓がかぶっていましたが、その切れ目から湖水を調査し水を取ることができました。中野さんは鳥海山の中腹以上に登ったのはこれがはじめてで、たいへんな感激ぶりです。

花もたくさん咲いていて、オオイワカガミ、コイワカガミ、ハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、ニッコウキスゲ、ベニバナイチゴ、ウラジロヨウラク、ウラジロナナカマド、ヒナザクラ、チョウカイアザミ、ショウジョウバカマ、ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ、チングルマ、コシジオウレン、イワイチョウ、シラネニンジン、アカモノ、……。雪解けとともに多くの花がいっせいに開花しています。じつにみごとですが、今日は水の調査なのでゆっくり観察・観賞するゆとりはありません。それに背負った水の重いこと。正直のところかなり疲れました。

 

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