子供たちと山麓でキャンプ

 

連休中の5月3日・4日は私の子供を含む小学生3人といっしょに、鳥海山麓のある場所でキャンプをしました。春と秋の、だいたい毎年恒例の”行事”です。通常のキャンプ場でやれば、水道や電気やトイレ、炊事場などがあって簡単便利ですが、やはり自然体験としてはいまいち面白みに欠けます。

そのためできるだけキャンプ地ではないところでするようにしているのですが、そのぶん焚き火・花火・バーベキューなどは厳禁ですし、ゴミや残飯等はすべて完全に持ち帰るようにして絶対に汚さないようにしないといけません。気持ちとしては「来る前よりもきれいにして帰る」です。鳥海山の標高1000mのところにある無人の山小屋=万助小舎のモットーと同じです。

日中は他にも訪れる人が若干いましたが、夕方以降はまったく自分たちだけしかいません。食事はメニューの設定から買い出し、調理まで基本的には子供たち主体でやります。山岳用のテント2張ですが、これの設営と撤収のしかたも私が教えながら子供たちからやってもらいました。夜は外灯などはいっさいないのでヘッドランプが唯一の頼りですが、半月が出ていたのでまずまずの暗さ。夕食後に下の人家があるところまで肝試しに歩いて往復しました。

就寝は9時半。日中快晴だったので夜間は放射冷却でかなり冷えました。朝は5時半頃に起きて朝食と、昼のおにぎり作り。ふつうはテントを撤収したあと、近辺のハイキングに出かけるのですが、今回は事情があってそれが無理なので、秋田市の大森山動物園に行きました。連休で天気もいいとあって、これまで経験したことのないたいへんな混雑でした。数年前から高校生以下無料であることや(大人は720円)、屋内外に自由に休憩や弁当開きができるところが何箇所もあることも人気の理由かと思います。

 

 

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