捨て畑の水仙

 

河川敷近くの、もう耕す人もなくうち捨てられた畑。そのヨシに全面おおわれつつあるところにキズイセン(黄水仙)がたくさん咲いていました。最初はおそらく畑を作っていた人が畑の傍らに植えたものだと思いますが、水仙は毒を持っていて見た目よりはずっと丈夫です。それでしだいに増えていって群落をなしたのだと思います。下の写真は場所は別ですが、やはり河川敷に近いところのスイセンで、こちらは八重咲きです。

しかし畑作という人為的介入がなくなったままでは、そのうちヨシやイタドリ等の背の高い植物の波に飲み込まれてしまって消滅してしまうかもしれません。それもまた自然の摂理とはいえ、無常を覚えます。

 

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