黒柿キーホルダー

黒柿のキーホルダーで、私自身が数年来使用しているものです。上は除雪機の鍵で、下は仕事兼私用のバン(日産のバネット)の鍵。黒柿は箱物やペーパーウェイトなどを製作した際の残りの材で作ったもので、大きさは16mm角×80mm、リングは径30mmのステンレス製のキーリングです。工房の電話番号や車両番号などを打刻しています。

黒柿は他の材料とちがって、どんな小さな端材であってもまず捨てることはありません。小さくともそれなりに味がありますし、価格的にはおそらく世界で最も高価な木材のひとつです。m3あたり400~3000万くらい。おまけにそれは急激に品薄になってきており、このままだと遠からず「幻の木材」になってしまいそうな状況にあります。最大の原因は防腐剤や清澄剤としての柿渋の需要の減退でしょう。

この黒柿キーホルダーは製品としての在庫がすこしあります。シングルタイプと、一本の材をふたつに切り分け紋様が連続するペアタイプと。ご希望があれば数字・アルファベットの刻印もいたします。

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