10月の個展に向けて、一品ものの箱などを製作中です。前(今月初頭)のはセン縮杢角形(or方形)被蓋くり物でしたが、今度のはタモ波杢&セン変杢のくり物です。蓋と実の掘り込みがほぼ終わったので、その内側の凹部の縁を基準に外側に5〜7.5mm大きな線を描き、それに沿って外形の切断→側面のサンディングによる基本成形を終えた蓋が下の写真です。(撮影は2016.1.20)
上左がセン(栓)の変杢、他の4個はタモ波杢(波状杢)です。タモのほうは木取の向きを2個ずつ変えています。面取りや側面・上面の膨らみなどの加工はこれからですが、みなすこしずつ変化をつけて同じようなものが二つとない状態にしようと考えています。