木工の仕事や登山などで長年使っていたヘッドランプが壊れてしまいました。スイッチの切り替えがスムーズにいかないなどの不具合はすこし前から生じていたのですが、ついにまったく点灯しなくなりました。たぶん後頭部の電池ボックスから供給されるライトのところの電気コードの接触不良か断線かと思い、ネジをはずして内部をたしかめようとしたのですが、ネジが固くてまわせず、ネジ頭をなめてだめになってしまったので諦めました。
そこで新調したのが上の写真のヘッドランプです。メーカーは前のと同じジェントス(GENTOS)のHW−000Xというモデル。HWはHEAD WARSのことで、このメーカーのヘッドランプのシリーズ名のひとつ。電源は単3型電池3本、明るさはなんと最大300ルーメンもあります。体感的には60ワットの白熱電球を点けたくらいの、小さなヘッドランプの灯りとは思えないほどの明るさです。バンドは頭の周りだけでなく頭頂部にもバンドがあるタイプで、ランプがずれにくい(ヘルメットに装着する際のシリコンラバーのバンドも同梱されています)。ただし防滴仕様なので水中での使用は不可です。
明るさは3段階に容易に切り替えできるので、前の機種が最大200ルーメンくらいだったことを考えると、普段はH/M/LのうちのM(中)またはLで十分だろうと思います。新しい乾電池または満充電した充電式電池で、Hで8時間、Mで20時間、Lで150時間保ちます。また後頭部の電池ボックスには赤い光もつくのですが、こちらは点灯で400時間、点滅で750時間とのこと。スポット〜ノーマルに無段階調整できるフォーカスコントロール機能もついています。
電池については、メーカーはパナソニックの「エネループ」を推奨。1000〜2000回の充電ができるというニッケル-水素タイプの充電池なので、たしかに一回あたりの電気代は1〜2円程度でしょう。格安です。私もヘッドランプに限らず電池のほとんどをここ10年ほどずっとエネループのお世話になっています。