黄刺大鳳玉の開花

 

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黄刺大鳳玉(おうしたいほうぎょく)の花が咲きました。きらめきのある黄色で、底紅、直系6cmほどのたいへん美しくあでやかな花です。中学生の頃からサボテンは大好きで、一時は300種類を越えるサボテンを自作のフレーム(背の低い簡易温室)で育てていたことがあります。しかし引っ越しするたびに手入れする時間もなくなり、栽培環境もわるくなり、昔のものはいつしか全滅してしまいました。

その後地元にもどってきて木工を始めるようになって数年してから、中高校生の頃にはとうてい買えなかったすこし値段の張る種類・大きさのサボテンを専門店から通販で購入するようになり、30種類くらいまでに鉢が増えます。しかし温室もなにもなくて、ただ日当りのいい窓辺に並べているだけだったのと、断熱材もなくすきま風の入るような古い借家だったので、大半は大寒波の年に凍死してしまいました。現在かろうじて生き残っているのはサボテンが5種類、多肉植物が5種類ほどです(最近購入の小物はのぞく)。

大鳳玉はアストロフィツム属で、昔も今も人気の高いサボテンですが、ふつうは灰黒色の不規則にうねった刺であるのに対しこの株は麦わら色の刺をしています。それで黄刺大鳳玉というわけです。根腐れを起こして一度胴切りをしていますし、日射不足で徒長したりとさんざんですが、背丈は30cmになっています。今の新しい家になってからは日当りにいいところに置いているので、やっと本来の太い刺がまた出てきました。

 

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