工房の郵便受けに入っていた木工機械のカタログ。弥栄鉄工株式会社というメーカーのもので、NC(数値制御)のボーリング&ダボ打ち機などの製品が載っていました。しかし当工房は基本的に無垢材のみを用いた「指物」の家具等の受注生産をしていることと、安くとも500万はするこういった機械はとうてい買えるはずもありません。
宅配便ではなく裸で郵便受けに入っていたので、営業マンが直接訪れて投函していったのでしょうが、あいにくまったくの空振りでしたね。
最近、こうした機械や金物や素材などの営業の方の来訪がときどきあるのですが、事前にその工房ではどんなものを作っているのかを調べれば、扱っている機械等が売れる可能性があるかどうかはすぐわかりそうなものです。しかしやはり景気がわるいのでしょうね。万一の可能性にかけるとか、そもそも事前のチェックをするような余裕がなくて、「下手な鉄炮も数打ちゃ当たる」ということかもしれません。