文机の脚部のホゾ加工

 

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建築の古材を利用して家具(戸棚&文机)を製作しています。写真は文机2卓分の脚部幕板ならびに根太です。4本の脚とは通しホゾで組むのですが、長手の幕板と妻手の幕板とは脚の中で上下に立体交差します。組み手が表に現れるので、ホゾとホゾ穴の部分の加工はかなり厳密に行う必要があり、0.1mm以下の精度を目安としています。

はじめのホゾ取りとホゾ穴開けはそれぞれ専用の機械で行うのですが、その後の仕上げや微調整・仮組などはすべて手作業となります。材料は必要なぶんのぎりぎりしかないので、失敗しないようにしなければなりません。

 

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