フリースの上着やら靴下やらの毛玉があんまりひどいので、100ボルトの交流電源にコードをつなげて使うタイプの毛玉とりを使っています。TESCOMのKD778という機種です。これまでは電池式の毛玉とり器を十数年使用していたのですが、電池を充電式のエネループにかえているとはいえ、使用中にだんだん力が落ちてくるし、そのたびの電池交換&充電もけっこう面倒。それに比べるとコード式なのでパワーは安定しており、おもしろいくらいに毛玉がとれます。
ただし気になる点も。ひとつはセーターなど毛足をある程度残して適度に毛玉をカットするための「風合いカバー」がかなり硬めなことです。外刃の丸いリング(こちらはねじ込み式)のふちにひっかけるように押し込んで装着する仕組みなのですが、外すときにかなり力を入れないと外れません。注意してやらないと薄い外刃のメッシュを変形させてしまいそうです。
もうひとつはスライド式のスイッチのまわりのくぼみの縁がまったく面取りされていないので、そのままでは痛いことです。これはカッターナイフで自分で0.5mmほどエッジを削って直しました。
毛玉が多くなると着心地がわるくなるし、見た目にもいかにも貧相な感じになってしまいます。そうした理由で衣装ケースの奥に埋もれてしまっていた衣類が、このような毛玉とり器で新品みたいによみがえります。