こういうのは一筆書といっていいのかどうか分かりませんが、A5サイズの上質紙に水性ボールペンでずっと連続して線を引いたものです。右手はただ単純な繰り返しの運動をしているだけですが、左手のほうで紙をたえず不規則に動かしてみました(上下左右に移動&左回転で)。左手の動きでたまにペン先が浮いて線が途切れているのもありますが、いちおうはじめから最後まで一本の線です。
1枚目は左右に右手を短く振るだけ、2枚目はだいたい同じくらいの径の円を、3枚目は渦巻きの拡大縮小、4枚目は三角形をひたすら連続的に描いているのですが、それでできあがった絵はそれぞれに趣が異なるものとなりました。時間的には1枚10〜15分程度の所用時間ですが。これを「もうすこし大きな画面+絵画用紙+右手の動きのもっと多様なパターン」で発展させていけば、案外おもしろいものになるかもしれません。