オリジナル木製ハンドル

 

DSCN3858_2

 

ウォールナットでドアを作ることになり、いま下拵えをだいたい終えて本加工に向かうところです。ドア開閉のための取手は横向き1/4回転のレバーではなく、縦向きで棒状のハンドルにする予定ですが、市販品ではなくオリジナルで自分で作ることにしました。材料はやはりウォールナットです。

大きく面取りした角材に丸棒の片端を埋め込んで、それをドア枠に貫通させ、反対側でも同じ大きさの角材に丸棒のもう片端が差し込まれるかたちになります。丸棒はゆるくてもきつすぎてもいけないので、ノギスで何度も計測しながら丸穴の径に対しプラス0.2mm程度になるように慎重に調整し、木殺をしたのちにハンドルの角材ならびにドア枠に入れ込みます。

市販品を購入して付けてしまえば簡単ですが、極端に安い出来あいのハンドルを使うのでないかぎり、コスト的にはオリジナルで作っても大差はないと思います。ただ後者は時間はかかりますし、不確定要素(製作ミスや取付けのミス等)はどうしても残るので、一般にはあまり採用されない手法ですね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA