小さな箒

 

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当ブログの8月22日の記事でご紹介した山形県庄内町槇島(まぎしま)地区で作られている箒のいちばん小さなタイプです。「手箒」という感じでしょうかね。全長28cmくらいですから、この前の座敷箒の95cmに比べるととても小さいです。基本的な材料(ほうききび)や作りは同じですが、実際ちょっと使ってみた感じでは腰がけっこう強いです。毛先も硬めなので机上のほこりを払うといった用途よりも、それこそ作業机の上の木屑を掃くといったややハードな使い方に向いているかもしれません。

デザイン的な部分では見直しが必要かと思います。細かな点はまた機会をあらためて論考しますが、つり下げ用の紐の紅白の色合いと、それがビニール素材であることが非常に残念です。

 

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