O様邸リフォーム工事 その7

 

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すこし掲載があいてしまいましたが、山形県庄内町で現在工事中の現場のようすです。外壁下地は通常の構造用木質合板ではなく、無機質天然素材のバーミキュライトを主成分とした、三菱マテリアルの「モイス」厚さ9.5mmを構造体に張りつめ、その上に透湿防水シートを貼っています。この上に通気胴縁を打って、外壁材をこれに止めていきます。

モイスは木質合板に比べ不燃ですし遮音性や調湿性にすぐれています。昨年2月に完成したわが家の、外壁下地も全面にこのモイスを張っていますが、内壁が石灰ベースの左官材料のコテ塗りであることの相乗効果もあって雨が降り続いても湿っぽい感じはしません。窓ガラスの結露も非常に少ないです。ただ何割か単価が高いことと、合板に比べると重いし、あまり細く割って使うと割れやすい点は注意が必要です。

窓枠は白色のアルミサッシでガラスはペアガラスですが、写真の窓はキッチンの窓です。白く曇っているのは2枚のガラスのうちの外に面した方のガラスの内側がすりガラスになっているからです。外光は充分に取り入れることができますが、人物や室内の様子はほとんどわかりません。今回はこのタイプのペアガラスをキッチン以外にトイレと洗面脱衣室と浴室にも採用しました。

室内の工事のほうはあいにく適当な写真がありませんが、壁と天井の下地組がもうじきできあがります。

 

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