自宅の白いアルミサッシの枠のところにアマガエル(ニホンアマガエル)が一匹くっついていました。体長4cmほどの小さなカエルです。地面からは1.5mほどの高さがあるのですが、ガルバリウム鋼板製の外壁をよじ登ってきたのでしょうか。
おかしいのは皮膚の色で、壁の色=ほぼ白に近いシルバーグレーにそっくりな色になっています。目から側腹にかけて部分的にまだすこし残っている緑色が本来のアマガエルの色ですが、おもしろいですね。
このカエルは敵の目からのがれやすいように周囲の色合いにあわせて体色を変化させることができるようで、保護色・カモフラージュということでしょう。たしかに緑色のアマガエルにくらべれば目立たないことはたしかですが、つるんとした無地のアルミサッシや外壁にくっついていたのでは、人間の目はごまかせません。