ウミネコ

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鳥海山の麓の水田に中型の白い鳥がたくさん群れています。ウミネコです。田んぼに「湧いた」虫等をついばんでいるようです。

思わず車を止めて撮影してしまいましたが、30mくらいの距離まではそっと近づくと大丈夫のよう。まだ背丈の低いイネの間に白い鳥が多数散らばってひょこひょこ歩いている光景は、なにか超現実的な感じさえします。ただ、大型の車が通過したりすると数十羽がいっせいに飛び立ち隣の田んぼに移動したりします。

ウミネコはカモメの仲間で、体長45cm、翼開張125cm、体重は0.5〜0.6kgくらい。身体の大きさのわりには体重はやはり軽いですね。本来は海の沿岸や河口・干潟などに棲息する鳥ですが、内陸部でも見かけることが多くなってきたのは、水田の農薬の使用が減って昆虫などの小動物が増えているためとみられます。写真は日本海から直線距離で6kmほどのところですが、付近をねぐらにしているようすはないので、餌をもとめて毎日海岸から飛来してくるのでしょう。

 

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