※※ タイトルの入力が先日来うまくいかないので(ブログソフトのバグ?)、とうぶんの間「タイトルなし」とし、本文冒頭に見出しをすこし大きめに付けることで代用します。
ジョイント 60個
子どもが通っている学童保育所のイベントで、3月2日(日)に遊佐町生涯学習センターで「おばけやしき」を行います。それに使うパネルスタンド同士を仮に締結するためのものです。パネルスタンドはセンターの備品なので傷つけるわけにはいかず、それでいて確実に連結し外すのも簡単にできないといけません。
大きさは幅72mmまたは76mm、高さ90mm、長さは270mmあります。材質はスギまたはカラマツのKD(人工乾燥)材で、36×36mmの角材を18または20×90mmの板で両側からサンドイッチにして「コの字」型にしてあります。
これは商品ではなくボランティア活動の一環として作ったもので、用が足りればいいだけのものですが、それだけに無駄な手間暇はかけてはいられません。角材と平板をパネルソーで定寸にカットし、高圧エア釘打機(↓下の写真)でステンレス釘を打ち込んで組み立てます。あとは手鉋でざっと面取りして完了。60個作って5時間ですから1個あたり5分の所用時間でした。
よくこういったものを作る際に「ありあわせの材料でいいから」などと言われることが少なくないのですが、それは基本的にまちがっています。サイズや材質がまちまちで不揃いの材料で作るのは、その材料をよせ集めるのも時間がかかるし加工もスムーズにいきません。結果、材料費が浮いたぶん以上の手間がかかってしまい、仕上がりもきれいにいきません。それではまったく意味がないでしょう?
ベストではないにしてもある程度ちゃんとした材料やまともな道具・機械を用意してこそ簡単にうまく迅速に作れるので、けっして逆ではありません。そのあたりがなかなか分かってもらえないことが多く、かなしいです。