※ ※タイトルの入力が先日来うまくいかないので(バグ?)、とうぶん「タイトルなし」とし、本文冒頭に見出しをすこし大きく付けることで代用します。
玄関点景 その2
わが家の玄関は一坪強の大きさであまり広くはありませんが、窓なしながら、入口の磨りガラスのドアと居間とのしきりのドアからの関節光がたっぷり入るので、わりと柔らかな光に包まれています。壁はすべて石灰ベースの左官材料の塗り壁で、すこしざらついた感じのオフホワイト。そこに左側の壁から壁へ渡したクルミの棚板が1.9mくらいあるので、小物や花などを飾るのにかっこうの場所になっています。
それで、今回は焼き物のミニハウス群。いちばん大きいもので高さ4cmほどですが、茶の色合いは煉瓦を、屋根のまだらな白は降った雪を連想させます。このミニハウスは山形県上山市の秋之野窯の神保登さんの手によるもので、陶器類の製作のおまけみたいなものです。元々、陶器作品のディスプレイ用の小物として作られていたものを、私が気に入って50個ばかり注文で作っていただいたもの。もう十数年前になると思います。その後、当工房の家具のお客様からも要望があっていくつか小分けしたので、上の写真に並んでいる13個はその残りです。
焼き物でこういったものが作れるなら当然木でも似たものはできそうにもつい思ってしまいますが、陶土とちがってそう簡単には成形できないので、コスト的にはきびいでしょうね。でもまあ、そのうち試してみましょうか。
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