オモテナシニハ、ウラガアル

徳島県美術展で県知事賞=最優秀賞を得た四十宮隆志さんの作品「オモテナシニハ、ウラガアル」と、特選の安友理利子さんの作品「人類の選択」です。写真はツイッターからの転載なので不鮮明なところはありますが、意図はじゅうぶん伝わるかと思います。

とくに上の作品「オモテナシニハ、ウラガアル」は言うまでもなく2020年の東京オリンピック招致で喧伝された「おもてなし」ということばへの強烈な風刺になっており、よくこれが選ばれたものだと感心します。作者も選者も、そして徳島県もじつにあっぱれです。

私は2020年東京オリンピックには大反対です。オリンピックという一大商業イベント自体にもそもそも疑問をいだいていますが、とりわけ現在の日本は原発事故がいまだ進行中であり、放射能汚染による被曝問題もまったく未解決の状態。こんななかで国際スポーツ大会開催などありえないと思います。経済的にも、そういう一時的なお祭りと、それにかこつけた土建工事のために莫大なお金(関連経費も入れると10〜20兆円とか)を費やすような余裕があるはずがないでしょう。

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