今日の12時すぎに2週間ぶりに胴腹ノ滝に調査&水汲みに行ってみたのですが、すごい増水で驚きました。今年最大かと思っていた5月20日の水量を明らかに超えています。最初の写真は左側の滝の写真ですが、「いったいどこの滝?」と思うような景観です。2枚目の写真はやや下流の水汲み場のところから撮ったものですが、これでも水量が非常に多いことがよくわかりますね。
梅雨に入り、ほとんど毎日のように雨が降っていたのですが、それが河川だけでなく湧水にも影響を与えているようです。もちろん直接的に胴腹ノ滝に雨水が混入しているというのではなく、雨水の地中への浸透量が多くなって地下水圧が高まり、それがもともとあった湧水のもととなっている地下水を押し出しているのだと考えられます。
水温は右が9.3℃、左が9.1℃でした。気温は18.1℃です。6月17日が右・左ともに8.7℃(気温20.9℃)、6月30日が右8.8℃、左8.7℃(気温19.4℃)でしたから、今回は水量だけでなく温度も高めです。下の写真は胴腹ノ滝の鳥居の前の渓流ですが、ここもかなり増水していて橋の上に水が迫っています。上流に大きな湧水があるものの、現在の流水の大部分は雨水であろうと思います。水温が11.6℃あることからもそれは裏付けられるでしょう。