ナツツバキとホタルブクロ

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半月ほど前に庭に植えたナツツバキですが、今さかんに花を咲かせています。最初の開花は撮り損なってしまったので、これが初披露。ナツツバキはツバキ科の樹木ながら、冬期間は葉を落とします(Stewartia  pseudo-camelia)。別名シャラノキ、娑羅の木。ナツツバキ属。

植物図鑑には山地林内に生える落葉高木とありますが、植えたものはもしかしたら庭木に向けた矮性の園芸種かもしれません。それに分布も福島・新潟以西となっているので、どうりで見たいなと思っていながら自然状態では遭遇することがなかったわけです。色は白くても確かに形はツバキですね。純白の花弁ですが縁が細かく波打っています。フリンジです。

下の写真はホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属。Campanula  punctata)ですが、植えた時点ですでにたくさん花を開いていたので、もう最後のほうの花です。下向きにぶらさがって咲く花を、提灯の古名である火垂(ほたる)とみなしたという説と、つかまえたホタルを子供たちがこの花の中に入れて遊んだからという説とがあります。通常は漢字では蛍袋と表記します。花の大きさは長さ5cmほどもあって、草姿のわりには大きめでよく目立ちます。多年草なので、うまくいけば来年以降も花を開いてくれるでしょう。

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