床と天井

今月12日から工事をしている酒田市内某宅のトイレ改装工事ですが、一昨日の段階で床のフローリングと、天井のプラスターボードの張り込みを終了しました。あとは私自身が実際に手がける工事担当部分としては棚板等の役物の取り付けと壁のボード張り、ドアの製作です。

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改装後のトイレは内寸約1.7m×1.4m、高さ2.4mの大きさになります。個人宅のトイレとしてはけっこう広めですね。写真はメープルの無垢板のフローリングを張った状態ですが、手前の青いテープのところにドアを設け、ここを境に手前は既存の肥松、トイレ内は新しいメープルです。

さいわいなことに両者のフローリングの実(さね。雄雌の噛み合わせ)が同じ寸法だったので、敷居や見切縁なしに接続することができました。ただし新たに張ったフローリングは標準的な施工手順どおりに下地に防湿シート+12mm下地合板を張ったので、既存の床とはそのままでは12mmほどの段差ができてしまいます。それを解消するのに根太を一部削ったり、補強の根太・大引を加えたりしたので、その点はめんどうでした。また念のために施したシロアリ消毒の匂いが、窓のないトイレなのでしばらく消えず、これには参りました。間一日工事は休んだのですが。

天井は厚さ9.5mmのプラスターボード張りで、ごく一般的なもの。ただし下地の骨組みは300mmくらいのやや細かいピッチにしています。通常の455mm(1尺5寸)に対してそれだけでもかなり強度が違ってきます。左下の四角い穴は換気扇の穴です。改装前のそれは便器の真上に付いていたのですが、機器やダクトがそろそろ寿命に近づいてきたことと、取り付け後のメンテナンスなどを考慮して、新しい換気扇を隅のほうに付けることにしました。照明は便器の前よりと手洗器の上の2カ所です。

 

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