残雪道

DSCN2930_2

 

胴腹ノ滝に向かう歩道ですが、残雪がまだ50cm前後残っています。木製の鳥居で、周囲の植林されたスギと同色のため写真ではわかりにくいのですが、中央上のほうに鳥居が見えています。鳥居のところで地形的には小さな尾根の上にあがりますが、そのあたりから胴腹ノ滝が眼前に見えます。

車道すぐ脇の駐車場から滝まではおよそ150mほどあるのですが、冬の間も滝の観賞や湧水を汲みに来る人が絶えません。そのため降雪が踏みしめられて雪の密度が高くなって溶けにくいせいでしょう、幅40cm程度の幅だけ今は逆に小高くなっています。

鳥居の前の渓流をわたる小橋の前後はいくらか坂道になっていますが、そこでは雪が階段状にステップが切られていますし、さらにおそらく誰かが意図的にだと思いますが、滑りにくいよいうにスギの枯葉枯枝が敷かれています。人が雪の上を歩いて自然に道ができるだけでなく、人為的に手入れもされているわけで、それなしに道が道であり続けることはできません。

さて胴腹ノ滝ですが、2月16日まではずっと減少していた水量が3月9日には増加に転じています。その後3月20日はさらに増えましたが、3月30日は逆に20日に比べると若干減っています。湧水温及び気温は、3月9日が右・左ともに8.4℃、気温マイナス1.1℃ 。3月20日が右8.8℃、左8.6℃、気温5.6℃ 。3月30日が右8.8℃、左8.6℃、気温2.1℃ でした。1月2月はずっと8.3〜8.4℃だったので、3月後半くらいから急に温度が上がってきたことが分かります。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA