庄内海岸クルーズ

一昨日8月25日に飛島への定期船「とびしま」での「庄内海岸クルーズ」に参加しました。主催は山形県沿岸域総合利用推進会議で、山形県の日本海に面する遊佐町・酒田市・鶴岡市が入っています。このクルーズは酒田港を出航後、日本海を北上し、山形県と秋田県の境に位置する三崎の沖合までを往復するものです。所用時間は1時間半(航行1時間)。

毎年この時期に実施されていますが、私は今回でこれが3回目です。ただしこれまでは各広報に載せたあと申込先着順だったのですが、希望者が多いということで今回は抽選方式となったようです。なにしろ一人500円、6歳以下は無料で、夕涼みがてらふつうでは体験できない洋上のコースをクルージングできるのですから、乗ってみたい人はたくさんいるでしょうね。

さて当日は天気がよく気温はあいかわらずの30℃をこえる猛暑でしたが、海の上は適度に風もあって涼しかったです。乗客の餌やり目当てのウミネコは今回はあまり多くなかったですね。帰りがけの18時22分に日没だったのですが、水平線近くには雲が多く、最後の日本海に沈む夕陽は見ることができませんでした。残念という声がたくさん。

しかしその反対方向の庄内砂丘や鳥海山、三崎公園あたりの断崖は、かすんではいましたがまずまず眺めることができましたし、1枚目の写真のように鳥海山の上に発生した入道雲が夕焼けに照らされている迫力ある光景や、2・3枚目の写真のように半月を伴った飛翔する鳥のような形の雲など、私はいろいろ興味深かったです。

一眼レフの立派なカメラを持っている中高年の人も珍しくなかったのですが、ほとんどは夕陽を撮影するのに夢中。結局、景色を眺めるという単純なことでも既成概念や固定観念にいかに多くの人がしばられているかを、あらためて感じました。そんなことでは「普通の写真」しか写せないし、高価なカメラとまたとない機会がもったいないです。

 

 

 

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