4月28日の「山歩きの雑記帳 13号」の記事中に、私が撮影した丁岳山頂からの写真を別途掲載しましたが、読者からのリクエストに応えて他の写真もいくつかご紹介します。
いずれも同じ2004年5月2日に、秋田県側からの登山道をたどって丁岳の頂上まで一人で登ったときのものです。1146mの頂上から、もしくはほんのすこしだけ東よりに行ったところからの撮影です。標高800mあたりから上はまだほとんど雪面だったので、観音岩の手前からは夏道づたいではなく地形図で判断してそのまま直登して頂上に達しました。
中景左の三角が観音森、右寄りの三角が庄屋森、それよりやや低く右側の黒い鋭角が茅森。これらには丁岳山頂から周回する登山道が通じているが、楽なコースではない。
中景中央に萱森、その右肩ごしに紺色に甑山の双耳峰(左が女甑、右が男甑)。甑岳にはわりあいしっかりした登山道がある。
中景の左端が甑山の男甑、中央のふたつ並んだ紺色の二等辺三角が加無山(左が男加無、右が女加無)。加無山には昔一回だけ八敷代から登ったことがある。いちばん遠くにかすんでいるのは神室山地。
中央が雁唐山、その右の三角が有沢山。どちらも登山道はないと思う。
ところどころに雪が残る弁慶山〜八森の馬蹄形障壁。弁慶山には二度、八森には一度注連石から登ったことがある。
左端の黒いところがキレットのある垂壁、中央三角の岩山が影丁岳、その右後方の緑がかった三角が石蓋狩山。遠景の雪をかぶった連なりは二ツ山〜納屋森あたりか。
ほとんどまだ雪の鳥海山。東から眺めると富士山のようだ。
中景右側が水無大森。遠くに日本海がかすんで見える。