3枚の写真はいずれも4月20日午前12時すこし前のものです。前回掲載した4月3日に対し11日→20日と水量がどんどん増えています。激しく落ちる水の音といい、その水の豊富さといい、この時期にはじめて胴腹ノ滝に接する人はまさに「おお滝だ!」と誰しも驚くのではないでしょうか。落差は3.5〜4mといったところです。湧水温は左右のそれぞれの滝壺のところで計っているのですが、水量が多く水しぶきでびしょぬれになるので雨具を着用して計測しています。
湧水の温度は4月11日・20日ともに右が8.9℃、左が8.8℃。これは4月3日と変わりません。11日はまだ気温のほうが低かったので水が温かく感じましたが、20日は気温14.3℃だったので反対に水が冷たいと思いました。昨年の記録をみると11月29日以降は気温のほうが水温より低くなっていますので、約5ヶ月ぶりに「冷たい湧水」というイメージが名実ともに復活したというわけです。逆に言えば約5ヶ月間はじつは「温かな湧水」だったのですね。