仕事に山行に、あるいは日常生活に欠かせないのが長靴です。それも今流行のおしゃれな長靴ではなく、ばりばりに機能重視の剛直な長靴です。写真の長靴は両方とも現役ですが、左の長靴はすでに数年はいているので、さすがにだめになってきました。
底のゴムがすり減って、本体との間にわずかですが隙間が生じてしまいました。当然これでは中に水がしみ込んでくるので、長靴の用を成しません。お役御免です。右のほうはまだ半年程度の使用なので大丈夫です。長靴は1足しか用意していないとそれが不具合の場合たいへん困るので、原則的に2足手元に置いておくようにしています。長靴というのはどちらかというと緊急事態のようなときにこそ必要なものですしね。
深い雪や、土方仕事をする、薮をこぐなどの際に、長靴の履き口のほうから異物が入ることがあるので、口を紐でしぼることができるようになっています。この仕組みがない長靴では「現場」には不向きです。左のほうはミツウマ(三馬)、右はダンロップというブランドのもので、長靴のメーカーとしては定評があります。値段も実勢価格で4000〜5000円くらいしますが、それだけの価値はあると思います。