オトメエンゴサク

 

4月いっぱいくらいで花期はだいたい過ぎてしまいましたがケシ科キケマン属 のオトメエンゴサク(乙女延胡索)のさまざまな花色です。同じ場所に咲いているのにこれだけ多くのバリエーションがあるのは、園芸花ではない野生の花ではなかなか珍しいのではないでしょうか(Corydalis  fukuharae)。今年4月8日にこのブログで取り上げたオオミスミソウに匹敵する感じです。

オトメエンゴサクは10年前まではエゾエンゴサクと一緒にされていたものですが、花の下の小さい葉に切れ込みがないことなどで、いまは別種とされています。それに尽力された方が女性の研究者(フクハラさん?)だったことからオトメ〜となったということのようです。

山地の湿った場所に生える多年草。葉は互生し、小葉は1〜2回3出複葉だが、葉の形には個体差が大きい。オトメエンゴサクは本州中北部、エゾエンゴサクは北海道に分布。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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