珊瑚のような地衣類

 

岩の上にもじゃもじゃと生えた、なんだか得体のしれない植物みたいなものですが、地衣類といいます。広くは菌類の仲間で、シアノアバクテリアや緑藻を共生させることで自活できるようになったものの総称です。一見したところ苔のようですが、実際は苔とはまったく異なる生き物です。

地衣類は非常に種類が多く、形体的にも瘡状・葉状・樹状などさまざまなものがあります。木肌や岩肌に密着していて、樹や岩自体の紋様にしか見えない極薄のものもあれば、通常の苔に似たもの、草か矮姓低木のような大柄なものも。ただし顕花植物などと違って種の区別や同定はとても難しそうなので、私個人としてはあまり深入りしたくありません。

下の写真も1&2枚目、3&4枚目は同じ種で、都合3種類の地位類だろうと思うのですが自信はありません。

 

 

 

 

 

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